AIの基礎
セクション 4 / 40
AIの歴史(ざっくり)
ChatGPTの衝撃から、プロンプト→ハーネスへの進化まで
AIは急に生まれたわけではありませんが、一般の人が「自分の道具」として使えるようになったのはここ数年です。大きな流れを知ると、いま手にしている道具の“位置づけ”が見えてきます。
ざっくり年表
| 時期 | できごと |
|---|---|
| 2017年 | 「Transformer(トランスフォーマー)」という仕組みが発表。今の生成AIの土台になった技術。 |
| 2022年11月 | ChatGPT(OpenAI)が公開され世界的大ヒット。生成AIブームの号砲。 |
| 2022年前後 | 画像生成(Midjourney、Stable Diffusionなど)も一般に広がる。 |
| 2023年 | Anthropic(2021年設立)が対話AI「Claude」を公開。 |
| 2024〜2025年 | Claudeが性能を伸ばして躍進。AIが“文章”だけでなく“作業”をこなすエージェントへ。 |
| 2025〜2026年 | Claude Codeなど、AI自身がコードを書き・実行する“エージェント”が普及。 |
「使いこなし方」も進化してきた
AIに成果を出させるための工夫は、大きく3段階で進化してきた、と言われます。
- プロンプトエンジニアリング:「どう言葉で頼むか」を工夫する段階。
- コンテキストエンジニアリング:「AIに何を見せるか(関連ファイル・ルール・前提)」を整える段階(2024〜2025年ごろ)。
- ハーネスエンジニアリング:AIに道具・環境・チェックの仕組み(=ハーネス=馬具)を与え、自律的に正しく働けるよう“環境ごと”設計する段階(2026年ごろ〜)。
「ハーネスエンジニアリング」とは
2026年の初めごろから広まった新しい考え方です。要は「いいプロンプトを1つ作る」よりも、「AIが失敗しないための仕組み・環境づくり」が成果を左右する、ということ。Claude Codeはまさにこの“ハーネス(道具と環境)”を備えた代表的な道具です。
このサイトで身につけるのは、まさにこの「AIに任せて成果を出すための環境と勘どころ」です。
理解度チェック
すべて正解すると、次のセクションが開きます(はい・いいえ)。
Q1.ChatGPTが公開されて生成AIが一気に広まったのは、2022年のことである。
Q2.対話AI「Claude」を作っているのはAnthropicという会社である。
Q3.いまは「いいプロンプトを1つ作る」ことだけが重要で、AIに渡す情報や環境づくりは関係ない。
すべての問いに「はい・いいえ」で答えると押せます